サックスのコンディションを大きく左右している、パッド(タンポ)。パッドには様々な種類があり、操作感や音色に影響を与えています。なかなか奥が深い分野です。
オーバーホールをするにはパッドを購入する必要があります。
国内にもパッドを扱っている業者や流通網ももちろんあるのですが、個人向けに販売しているところは少なく、その多くがリペア業者向けです。
個人向けにパッドを販売しているのは、以下のサイトがあります。
- Music Center (伊) – ピゾーニなどの高級パッドが購入できるサイト。ピゾーニのプロ・パッドはヤナギサワ社がパーツとして採用している(いた?)パッドです。送料が高いのが玉にキズ。
- MusicMedic.com (米) – ミュージック・メディック・オリジナルのパッド(旧プレシジョン・パッド)や、カンガルー革のパッド(Roo Pad)などが購入できます。送料が安い。
今回はピゾーニのプロ・パッドを購入しました。プラスティックのリゾネーター(反射板)付きのノーマルタイプです。(ノーマルタイプ以外に、”J”という、少し固めのタイプがある。)
購入時に様々な種類のリゾネーターから選ぶことができ、厚みを4.0mmと4.3mmから選ぶことができます。革の表面がとても柔らかく滑らか、防水加工されていて持ちが良く、パッドの大きさにも誤差が少なく扱いやすいのが特徴と言えるでしょう。