素材、エボナイトについて

厳選されたエボナイト素材を使用しています。

ebonite rods

素材は、天然ゴムから製造された上質なエボナイトを使用しています。 アクリルやポリアセタールを始めとした様々な樹脂素材を試しましたが、このエボナイトを選びました。 奥津マウスピース製作ではエボナイトの丸棒から一本一本丁寧に削りだしています。

エボナイトという素材は天然ゴムと硫黄を混合して練り上げ加熱し結合させたもので、 結合させることで非常に硬いゴム素材を生み出します。 この結合の工程を「加硫」(かりゅう)といいます。 実はこの加硫という工程は、SBR(スチレン・ブタジエン・ゴム)などの石油由来の合成ゴムであっても同様に起こすことができます。 つまりゴム成分が合成ゴムでできている、あるいは一部合成ゴム含むエボナイトというものも存在します。 またそのほかに硬度を上げる為に充填剤などが加えられたものもあります。

流通しているサックスマウスピースにも材料費や製造コストの関係でこのような安価なエボナイトが使用されていることがあります。 奥津マウスピース製作が使用しているエボナイトは合成ゴムや充填剤を含まない、天然ゴム成分100%のものです。

マウスピースの素材は音色にも大きな影響を与えます。 当方が採用したエボナイトはサウンドの芯がくっきりとした、 重厚で豊かな音色を生み出します。