「君の名は。」 題名のない音楽会

1月8日に放映された「題名のない音楽会」。テレビ番組や映画のテーマ曲がその回の主題でした。その中での、去年からヒットしているアニメ映画「君の名は」のテーマ曲です。

オーケストラと共演され、美しいソロを奏でているのは、高橋弥歩さんのサックスです。

様々なサポート、レコーディングで活躍されている方です。MayJさんやクリス・ハートさんのサポート、本田雅人B.B.Stationなどなど、様々に活躍されていて、ここでは紹介しきれないほどです。

詳しくは下記ブログまで。
サックスプレーヤー 高橋弥歩の blog

奥津マウスピースのトラディショナルⅡモデル(アルト)を、様々な仕事で使用しているとご本人からお聞きしていました。

ただ、この演奏は聴いてみて判るとおり、とてもクラシカルな音色。形は奥津マウスピースっぽいけど・・・。不思議に思ってご本人にお聞きすると、使用されているのはやはりトラディショナルⅡだとか。レッドジャバと組み合わせてクラシックに対応した、とのこと。奏者の技術でこんなにも対応可能なんですね。素晴らしい。

 

サックス奏者は歯が命

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上の奥歯が痛くなり、歯医者に行くと大きな虫歯ができているとのこと。大きく削って神経を抜き、今後この歯をどういう方針で治療するか聞かれました。

治療法は主に二種類あって、

(1)削ってできた大きな穴を樹脂剤で埋める。ただそれでは大きく穴のあいた歯の強度は弱いままなので、今後割れたり折れたりする可能性がある。その場合は抜かなければならない可能性も高い。

(2)歯を一回り小さく削り、銀かセラミックの被せ物をする。大工事だが、強度があって歯は長持ちする。

上の奥歯はサックスを吹く上で大切な歯です。藤陵雅裕さんに習っているとき、上の奥歯と舌の側面をくっ付けるように言われました。それが基本的な舌の高さだと。そうすることでよりスムーズでコンパクトな息の流れができます。初心者は多くの場合、舌の位置が低すぎだと。

ですので奥歯が今後割れる可能性のある(1)は無いかなと。銀にするかセラミックにするか分かりませんが、被せた歯を今後の戒めとしたいと思います。歯磨き、大切です。

画像の武将は徳川家康。顔をしかめているのは、信玄にボロ負けした悔しさ忘れないために、戒めとして絵師に書かせたのだとか。彼は歯が痛いわけではありません。