The Sax誌に「奥津マウスピース」が取り上げられました。

The Sax誌 vol.69 (ザ・サックス) 2015年 3月号に、奥津マウスピースの記事が載っています。

ケニーGが表紙のものです。

見開き2ページに渡り、私のインタビュー記事になっています。

マウスピース作りに対しての姿勢、良いマウスピースとは何かについて、語った内容が書かれていますので、皆さん、ぜひ読んでみてください!

Amasonのページ

記事の内容について、「良かったよ」というコメントや、注文やお問い合わせ、またこのサイトのアクセス数もとても増えました。

皆様ありがとうございます。

音楽練習室スタジオアコースティック

神戸の六甲道駅から徒歩2分の音楽スタジオ、スタジオアコースティックに私のマウスピースを置いていただけるようになりました。

音楽スタジオですので、そこで試奏、購入できます。

是非、そこで試してみてください!

またスタジオ・アコースティックさんでは、様々な音楽教室を開催されています。ジャズサックスを教えておられるのは、ボストンのバークリー音楽大学でジャズインプロヴィゼーションを学ばれたプロサックス奏者、定延 敏尚氏です。

レッスンの詳しい内容もウェブサイトに掲載されていますので、是非一度サイトを訪れてみてください!

音楽練習室スタジオアコースティック
〒657-0028兵庫県神戸市灘区森後町2-1-9 グランディアみなと神戸六甲館5F
電話番号 078-855-6758
ホームページ http://www.studio-acoustic.com/

 

硬い(コシの強い)リードを使う人が上手い?

「硬いリードを使う人が上手い」といった意見があります。

番手の大きいリードを使っていると「すごいね」と言われ、柔らかいリードを使っていると「君もまだまだだね」みたいに言われる。

吹奏楽部などに所属したことのある人であれば、心当たりがあるのではないでしょうか。

こうした意見は、本当に多くの奏者の上達を妨げている、迷信だと思います。

リードの硬さとサックスの力量とは関係がありません。大切なのは望んだ音が出せるか、快適に演奏できるかどうかです。マウスピースのオープニング・サイズによっても快適に吹ける硬さは全く違います。

まぁ、硬いリードを吹きこなすことができれば、バーベル上げのようにスポーツ的な意味で「すごい」かもしれませんが、音楽的にレベルが高いこととは無関係です。

音楽的な要素と関係なく、番号だけで判断するのは危険です。

番手を落とすことでなんだか「負けた」ように思うかもしれませんが、気にせず快適なものを選ぶのがいいのでないかと思います。

リードを買うとき、またリードの銘柄を変えるときには「リードのコシの強さ一覧表」などで調べて、どのくらいの硬さのものが自分にとって快適なのかを調べて買うといいでしょう。

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トーンホールのリムに金メッキをかける

サックス・オーバーホールの続き。

トーンホールのリムを整えたとき、ベアブラスの部分に簡易金メッキをかけておきます。ヤスリがけをして真鍮の表面がむき出しになっているところにしかメッキはかかりません。(ラッカーのかかっている部分にはメッキはかからない。)

トーンホールのリムが濡れると錆び、そこに汚れがたまり、さらに水分がたまりやすくなる。こうした錆びと汚れの相乗効果で段々とパッドが傷んでいきます。

汚れを防ぐことはできないけれど、錆びを防ぐことができればパッドに良いのではないだろうかと思い、数年前から試していますが、効果は・・・、あります。(たぶん)

部分的にメッキをかける装置には他にもあります。→プロメックス

あくまでホビー用です。いずれメタルのマウスピースも作るので、もっと大掛かりなメッキ装置を購入する予定。

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マウスピースにリードが馴染む

サックス奏者であり、教育者である、スティーブ・ネフ氏のレビュー。

とても良い音源も載っているので、是非聴いてみてください。

テナー・ハイバッフル・モデル

その中で、「リード・フレンドリー」という言葉が何度か出てきます。リードを選ばない、リードと馴染みやすいといった意味です。

リードが「当たり」かどうかはマウスピースの品質にもよります。

「当たりのリードが見つからない」「ハズレのリードが多い」という不満をもっている奏者は多いですが、それはリードではなく、マウスピースの品質に問題があるのかもしれません。

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明けましておめでとうございます

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

去年一年、ジワジワと認知され、たくさんのお客様にご利用いただきました!
ありがとうございました。謹んで御礼申し上げます。

今年の抱負は、なんといってもメタル・マウスピースの開発!
さらに意欲を持って取り組んでいこうと思います。

今後とも奥津マウスピースを是非、よろしくお願いいたします。

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リードのバラつき

当たり前のことですが、マウスピースを作るとき、6番の開きのものであれば6番になるように最初から狙って作リます。

ところがリードの場合、例えば3番のリードが作られるとき3番のコシの強さを狙って作られているわけではありません。

リードは同じ形に削られ、その後に硬さ(コシの強さ)を測って選り分けられています。ある一定の範囲の硬さのものを、3番として選別しているのです。

リードを作る過程をみても判ります。

ですので、3番の箱の中には2.8の硬さのものもあれば3.2のものもあるということ、硬さにおいてバラつきがあるのは当たり前なのです。

よく「当たりのリードが少ない、バラつきがひどい」と言う方がいますが、この硬さのバラつきのことを「当たり」「ハズレ」と判断していることもきっとかなり多いと思います。

違うオーブニング・サイズのマウスピースを組み合わせることで、「ハズレ」だと思ったリードでも快適に演奏できることも多くあります。

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トーンホールのリムを整える

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テナーのマークⅦのオーバーホールの作業を続けています。

トーンホールのリム(パッドと接する部分)を綺麗に整えます。
メーカーにもよるのでしょうけど、オールドのセルマーはかなりガッタガタです。

リムに凸凹があったり、リム全体が平面ではなく歪んでいたり。
当然、その分パッドとの密着が失われる可能性があります。

オーバーホールの際には、楽器店でやってもらうといいと思います。

人工大理石の切れ端に、紙ヤスリを貼り付けたもので平面に整えます。
オイルストーンを使うリペアマンもいるようですね。

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リードの硬さは銘柄によって違う

これもリードの銘柄選びの項で書いたことですが、同じリード・メーカーでも銘柄が違うとリードの硬さは選別基準が違います。

銘柄別の硬さの対比表をメーカーが出しています。

表から読み取れるのは、同じ番号でもジャズ用のリードといわれているものは、クラシック用のリードよりもワンランク程度柔らかいということです。ジャズとクラシックではマウスピースの一般的なオープニング・サイズは違います。メーカーはおそらく親切心で、リードに向いた音楽ジャンルに合わせて番号付けの基準を変えているのでしょう。

ただ、このこと知らないとリードの銘柄を変えるときに買い物に失敗したり、混乱したりする元になります。

なぜかこのことはあまり知られていなくて、器楽雑誌などのリードのレビューでヴァンドレンのトラディショナルとジャヴァの同じ番号を吹き比べて、「うーん、ジャヴァの方が柔らかい吹き心地ですね。」とか書いてあったりします・・・。

それはリードの特徴ではなく、単に選別基準の違いによるものです。

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テナー・サックスをオーバーホール中。

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テナー・サックスのサブ機、フラセルのマークⅦを分解調整中。

マウスピース製作作業の合間にオーバーホールしようと思います。

ほったらかしになっていた知識集ページのパッド張替え編を書き進めることができたらなぁ、と考えています。