テナーのマークⅦのオーバーホールの作業を続けています。
トーンホールのリム(パッドと接する部分)を綺麗に整えます。
メーカーにもよるのでしょうけど、オールドのセルマーはかなりガッタガタです。
リムに凸凹があったり、リム全体が平面ではなく歪んでいたり。
当然、その分パッドとの密着が失われる可能性があります。
オーバーホールの際には、楽器店でやってもらうといいと思います。
人工大理石の切れ端に、紙ヤスリを貼り付けたもので平面に整えます。
オイルストーンを使うリペアマンもいるようですね。
テナーのマークⅦのオーバーホールの作業を続けています。
トーンホールのリム(パッドと接する部分)を綺麗に整えます。
メーカーにもよるのでしょうけど、オールドのセルマーはかなりガッタガタです。
リムに凸凹があったり、リム全体が平面ではなく歪んでいたり。
当然、その分パッドとの密着が失われる可能性があります。
オーバーホールの際には、楽器店でやってもらうといいと思います。
人工大理石の切れ端に、紙ヤスリを貼り付けたもので平面に整えます。
オイルストーンを使うリペアマンもいるようですね。
これもリードの銘柄選びの項で書いたことですが、同じリード・メーカーでも銘柄が違うとリードの硬さは選別基準が違います。
銘柄別の硬さの対比表をメーカーが出しています。
表から読み取れるのは、同じ番号でもジャズ用のリードといわれているものは、クラシック用のリードよりもワンランク程度柔らかいということです。ジャズとクラシックではマウスピースの一般的なオープニング・サイズは違います。メーカーはおそらく親切心で、リードに向いた音楽ジャンルに合わせて番号付けの基準を変えているのでしょう。
ただ、このこと知らないとリードの銘柄を変えるときに買い物に失敗したり、混乱したりする元になります。
なぜかこのことはあまり知られていなくて、器楽雑誌などのリードのレビューでヴァンドレンのトラディショナルとジャヴァの同じ番号を吹き比べて、「うーん、ジャヴァの方が柔らかい吹き心地ですね。」とか書いてあったりします・・・。
それはリードの特徴ではなく、単に選別基準の違いによるものです。
テナー・サックスのサブ機、フラセルのマークⅦを分解調整中。
マウスピース製作作業の合間にオーバーホールしようと思います。
ほったらかしになっていた知識集ページのパッド張替え編を書き進めることができたらなぁ、と考えています。
米国のサクソフォニストであり、教育者であるスティーブ・ネフ氏。
そして世界的にも有名なサックス・マウスピースのレビュー・サイトを持っているのですが、そのネフ氏にレビューを書いていただきました。
音源も載っています。
めちゃめちゃ上手いです。
是非読んで、聴いてみてください!
現在は、テナーのハイ・バッフル・モデルだけですが、それ以外のモデルも順次追加される予定です。