キーのガタの修正

マウスピース作りの合間を縫って、テナーのオーバーホールをしています。去年の今頃もオーバーホールの様子を書こうと思い、途中で面倒になってやめてしまいましたが、今年は続けようと思っています。

まずは分解してガタの修正。ビフォー・アフターになっています。

キーにガタがあるとパッドが正常に閉まらなくなることがあるので、大切な作業です。ガタがある場合、キーポストの内側の、ピボットスクリューの頭が当たる部分を削ります。ピボットスクリューがより奥まで入るように調整することでガタを解消できます。

セルマーの現行のモデルは、(SA80シリーズ2以降だったかな?)こうした調整がいらないようにキーの内部にバネが入っている仕組みになっています。

ヴィンテージのコーンでは、こうしたピボットの調整が簡単にできるようにピボットスクリューを横からイモネジで止めて、スクリューの位置を変えられる方式になっています。

その1


その2


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